Wordを使った正しい名刺の作り方は?
自宅で行う名刺の作り方で最も簡単なのは、最初からパソコンの中に入っているWordの活用です。
Wordでは文書を書くだけではなく名刺の作成も可能で、市販用紙用の設定を読み込むだけでサイズや余白などが自動で設定されます。
市販で販売されている名刺用の用紙を購入するだけですし、後は自宅にプリンタさえあれば印刷して終了というわけです。
専門のサービスへと依頼して名刺を作るとなると、基本的には100枚単位で購入しなければならないため、名刺交換の頻度が少ないというビジネスマンの方はWordを活用するのが良いかもしれません。
そこで、このページでは、Wordによる名刺の作り方を簡単に説明していますので、自宅で作成しようと考えている方は参照してみてください。
- パソコンに入っているWordを起動させ、「ツール」⇒「はがきと差込印刷」⇒「宛名ラベル作成」を選択する
- 宛名ラベル作成のダイアログボックスを開いた後に用紙のメーカーを選択する
- 「新規文書」をクリックして透明な罫線で構成された表を画面に表示させる
- 名刺の中に入れたい項目を記載していく
- フォントサイズや中央揃えといった機能を駆使して見た目を整えていく
- 余白部分に入れたいイラストを追加して見た目のイメージを良くする
- 枠の中に名刺が完成したら残りのセルにコピーしていく
- コピーする際に全てのパーツを選択できない時はグループ化しておくと簡単
- 全セルに同じデザインがコピーされれば用紙をプリンタの中に入れて印刷する
- 印刷された用紙を電動名刺カッターなどでカットして完了
以上のような手順でWordによる名刺の作り方は完了で、初心者でも簡単に作成することができます。
WordはWindowsのパソコンの中に入っているソフトウェアですので、Illustrator(イラストレーター)など有償の画像編集ソフトと契約する必要はないですよ。
Wordで作成できる名刺のテンプレートは?
Wordで作成できる名刺のテンプレートは、Microsoftの公式サイトからダウンロードできます。
どんなタイプのテンプレートが用意されているのか幾つか見ていきましょう。
- 名刺(モノトーン幾何学・横):さり気ない拘りを伝えられるデザイン
- 名刺(ビジネス・シンプル・縦):ビジネスで使いやすいシンプルなデザイン
- 名刺(パターン・横):横型のオーソドックスなデザイン
公式サイトで好きなテンプレートをダウンロードし、文字を差し替えるだけですので難しくありません。
専用の用紙とインクジェットプリンタさえ持っていれば、自宅で直ぐにでも作成できますね。
Wordを使ってオリジナル性の高い名刺を作成するのは難しい
使用できるデザインが限られていくということで、Wordで作る場合はオリジナル性を出すのは少々難しいかもしれません。
それでも、会社のロゴやイラストを加えれば見栄えは良くなりますし、背景画像を設定することもできるので、そこまでの労力を費やすことなく名刺が出来上がるというわけです。
もし、既存のテンプレートを使用して名刺を作りたいのであれば、Wordではなく専門の印刷会社に依頼する方法が適しております。
ネット通販の中でもVistaprint(ビスタプリント)は高い評判を獲得しており、何と6,000種類を越えるテンプレートから選択してネット上で簡単にデザインできるのです。
100枚のプレミアム名刺が980円という価格で販売されているところも特徴の一つなので、是非Vistaprint(ビスタプリント)で自分だけの名刺を作ってみてください。