就職活動では興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ねるOB訪問やOG訪問が欠かせないと言われており、なぜ必要なのか以下では幾つかの理由を挙げてみました。
- 書籍や会社ホームページで記載されている以外の会社の情報を把握できる
- 会社の現場で求められているスキルや価値観が分かる
- ビジネスコミュニケーションの良い練習になる
- その会社で働く悪い部分も自然と見えてくる
このOB訪問やOG訪問をするに当たり、「名刺を作成しておかなければならないのではないか?」と疑問を抱えている方は多いかもしれません。
以前は「名刺=ビジネスマンが持つもの」というイメージがありましたが、現在では学生でも名刺を作成して持ち歩き、就職活動で使用するようになりました。
当然ながらOB訪問やOG訪問は遊びやイベントではなく就職活動の一環として行う形となりますし、名刺を持っておけば何かと便利なのではないかと考えるはずです。
そこで、名刺を作成して持つことでどんなメリットが得られるのか確認しておきましょう。
- 自分の名前や住所といった情報を伝えて相手に覚えてもらうことができる
- 他の大学の生徒と繋がりを持てるかもしれない
- 面接の際に採用担当者の連絡先にメールでお礼を送れる
「学生が名刺を作成してはいけない」という決まりはないですし、OB訪問の際に自分を印象付けることができれば何かと有利に繋がります。
もちろん、話を伺う先輩が採用担当者とは一切関係性がないというケースもあり、「100%効果的なツールだ!」と言うことはできません。
しかし、名刺を作成するだけならば僅か数百円から数千円という価格ですし、アルバイトをしていない大学生でもコスト的な負担はないはずです。
格安の料金で名刺を作りたいと考えているのならば、当サイトでご紹介しているVistaprint(ビスタプリント)をおすすめします。
現在では100枚のプレミアム名刺が880円という低価格で提供されているので、キャンペーン期間中にVistaprint(ビスタプリント)で作成してOB訪問やOG訪問へと備えてください。
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OB訪問やOG訪問で名刺を渡す際はマナーに注意!
OB訪問やOG訪問で企業で働いている先輩を訪ねて名刺交換をしようと考えている学生は、名刺を渡したり貰ったりする際のマナーを心得ておく必要があります。
学生はビジネスマンではないので、名刺を持っていなくても名刺交換の正しい方法を知らなくても問題ありません。
しかし、名刺を持ち歩いているのならば最低限のマナーを心得ておかなければならず、相手に失礼な対応をすると「ただ背伸びしているだけ」「名刺を持って気取りたいだけ」と逆にマイナスイメージを与える原因となるのです。
下記では名刺交換の際に覚えておきたいマナーを幾つか挙げてみました。
- 名刺を相手そのものと考えて丁寧に扱う(曲げたりメモしたりという行為はNG)
- 名刺交換の際に「ありがとうございます」と一言添える
- 名刺を手の平に乗せて胸の高さで受け取る
- 身分が下の自分から名刺を差し出す
- 受け取った名刺を直ぐにしまわずに名前などを確認する
- 相手の会社のロゴや名前に指を置かないようにする
上記の点を知らずに名刺交換をしようとするのは恥ずかしいことだと心得ておくべきです。
名刺交換以外で押さえておきたいOB訪問やOG訪問のマナー
名刺交換以外にもOB訪問やOG訪問をする際に押さえておきたいマナーを事前に確認しておきましょう。
- 待ち合わせの遅刻は厳禁で10分前行動を心掛ける
- コートや帽子は会う前に脱いでおく
- 喫茶店や軽食店に入った際は下座に座る
- 気の知れたOBやOG以外には給与や残業の話は避ける
- 大事だと思った内容は忘れないようにメモする
- 訪問してから24時間以内に欠かさずにメールでお礼を送信する
一般常識を持った大学生ならば分かるかもしれませんが、とにかく相手に失礼のないような対応を心掛けてください。
大学生が名刺を作成して所持するデメリット
高校生でも大学生でも名刺を作成すること自体は自由ですが、就職活動中の学生には幾つかのデメリットがあります。
名刺の所持でなぜデメリットに繋がるのか以下では簡単にまとめてみました。
- OBやOG、採用担当者は学生の名刺を貰っても嬉しくない
- 名刺を所持していること自体がプラスポイントにはなりにくい
- 名刺に記載していたSNSによって内定を取り消されるリスクがある
特に、就職活動で採用担当者へと名刺を渡す場合、SNSのURLを教えるメリットはゼロです。
SNSの内容は個人によって大きく異なりますが、あまりにもプライベートな内容が多過ぎると企業側から見て印象は確実に悪くなります。
就職活動を成功させるために行っている行為で、逆に失敗するというパターンは意外と多いと心得ておくべきです。
「名刺を作成するとどんな感じになるのだろう」と興味本位で作るのは問題ありませんが、OB訪問やOG訪問を中心とする就職活動で使うかどうか良く考えてください。